2011/03/21
16:30:07

前回に続いて今回もシギリヤロックです。
今回の旅のメインイベントですからね


さて中間地点まで来ました。
中間と言っても高さ的にはもう4分の3位は来てるのではないでしょうか。
ここまで頑張って階段を昇ってきたんだけど、この地点でちょっとした広場があります。
そしてここからの階段が更に恐い。
ここからの階段はこんな感じです。

ここからの階段にはライオンの爪の形をした宮殿の入口があります。
もともとは足や頭があったらしいですが、もう爪ぐらいしか残っていません。
階段が見えてるでしょ?
恐そうでしょ?
わかる?わからない?
じゃあ、これでどうだ!

階段途中でガイドさんが写真を撮ってくれるんだけど、ボクは恐さで顔はひきつり足もガクガクです

この階段の手摺の横はもう断崖ですからぁ!
この写真で恐さが伝わってるのかなぁ。
これでどうだ!

わかるでしょ?
正直、この地点でボクはガイドさんにギブアップしたんです。
このシギリヤロックに登りたくてスリランカまで来て、せっかくここまで来て頂上まで登らないのは非常に残念と言うか勿体無いのは重々わかってるんだけど、あまりにも恐くて足が動かなくなって立ってることも出来なくて座りこんでしまうといった状態でしたから。
実際ガイドさんに聞くと、ギブアップする人も結構いるらしいです。
でもガイドさんが、「次の角までとりあえず頑張りましょう」とか言って、ボクもじゃあそこまでガンバローかと思ったりして少しずつ登って、そんなのを繰り返すうちにとうとう頂上まで登ることができました

ガイドさんがいなかったら絶対に登ることはできなかったはず。
ガイドさんに感謝です。
頂上です。


途中で一度はギブアップ宣言しながらも念願のシギリヤロックの頂上まで登ることができ、360度見渡す限り緑の景色を見て、その達成感満足感に感動しました。
時の王様はこの頂上から下界を毎日見下ろしてどんなことを思ってたのでしょうか。
感動とともにそんな思いに耽っていたところに水を差したのがガイドの営業トークでした

「これからどうするんだ」とか、「買い物するなら安いお店を知ってる」とか、「観光案内するよ」とか、「マッサージはどうだ」とかとかとか・・・・。
ちょっと鬱陶しく思ったんですが、マッサージはこの時点で一回も行ってなくてお店もよくわからなかったので、ちょっとノリ気になって値段を聞いたんです。
でも「自分の口ききで安くなるよ」と言うだけで、値段についてのはっきりとした返事はなく、変だなと思ってよくよく聞いみると何人もの美女の中から好きなタイプのシギリヤレディを選べてハンドジョブサービスがあって・・・
ボクは「そんなサービスはいらないんだよ」ってちょっと怒って言うと、「ゴメン、ゴメン、悪気はないんだよ、日本人客にそういったらたいてい喜ぶんだよ」って・・・日本人としてちょっと恥ずかしかった

とにかく、「今日はトゥクトゥクのドライバー(スニル)を待たせてるんで」と言うと、「じゃあ明日案内するよ」と言って、とりまアドレス交換しました。
やっぱシギリヤロックのガイドだけでは商売にならないんだろうね。
今日も遅い時間に来たボクが初めての客だと言ってたしね。
そんなこんなでシギリヤロックでした。
何回も言うけどこのシギリヤロックに登りたいがために、交通事情とか天候とか不安がいっぱいの中、この遠いスリランカまでやってきて、思ってた以上に順調よくここまで来て、まさかスリランカに到着した日(日付が変わった深夜到着だからね)に、目的であったシギリヤロックの登頂できるとは思っても見ませんでした。
それだけに頂上に登ったときは感動でした。
