2022/11/14
22:59:06
お代官様に扮してるつもりですw
贄川関所での写真ですが、ココは中山道の人と物の往来を監視するために置かれた贄川口留番所で、女改め、白木改めなどの役割を担ったらしいです。
女の人が男に扮して関所を通ろうとするのを、股を確認して男か女かをチェックしてたんですって。
その部屋も見せてもらいましたけど、窓から脱走されないように断崖絶壁にその部屋は作られてるんです。
というような歴史のお話を丁寧に教えてもらいました。
奈良井大橋
樹齢300年以上の総檜作りの太鼓橋は橋脚を持たない木製の橋としては日本有数の大きさらしいです。
木曽と言えば檜が有名ですが、
江戸時代、木曽の樹木が乱獲され、これを見かねた尾張藩が「木一本、首一つ」と言う厳しいおふれを出しました。
木曽五木を盗伐するものなら打ち首になったというわけです。
これで山がよみがえり現在に至ったと言われてます。
そして、奈良井宿
木曽路十一宿の江戸側から2番目の宿場町です。
江戸側から1番目が先に行った贄川関所があった贄川宿。
一番反対側(南側)にあるのが馬籠宿、その手前にあるのが妻籠宿です。
正直、申し訳ないですけど、馬籠宿と妻籠宿は有名ですので一度行ってみたいと思ってましたけど、それより奈良井宿を先に行くなんて思ってませんでした。
でも雰囲気が凄く良かったですね。
確か奈良井宿が一番長いって贄川関所の案内人のおじさんに聞いたような。
お土産屋さんや飲食店などが立ち並んでるんだけど、変に商業化されてるって感じでもなく鄙びた感じが残っていて良かったですよ。
奈良井宿の通り沿いにある大宝寺
大宝寺にあった七福神
ということで、また長野県に行ってきました。
日帰りも含めると今年になって結構長野県には来てますよね。
今回訪れたのは木曽路。
島崎藤村『夜明け前』の書き出し「木曽路はすべて山の中である」で有名なあの木曽路に初めて来ました。