2022/11/16
21:12:51
木曽駒ヶ岳に登ってきました。
今回の木曽の旅のメインはこの木曽駒ヶ岳に登ることだったんですよね。
ロープウェイで一気に約2600m付近まで登ることができて、山頂が2956mなので、 標高差が350m程しかなく、山登り初心者でも簡単に登れる3000m級の山として人気なので、ロープウェイ乗り場まで乗っていくバス(マイカーではいけない)の始発時間(ハイシーズンなら午前5時)には、バス待ちの登山客がディズニーランドのアトラクション程並ぶという大人気の山なんです。
駐車場も深夜にはもう満車になるとか。
だから一度は登りたい山って思ってたけど、そんなに並べないし、深夜に駐車場に行く元気もないしと思ってたんです。
だけど、この時期になるとさすがに空いているだろうと思い、バス会社に電話して問い合わせると「並ばなくても行けるよ」ってことなので一週間前から近くのホテルを予約し、特急あずさを予約したんですよ。
予約してからというものは、毎日毎日週間天気予報で登山日の天候を確認。
でも、どうも当日の天候が怪しいという予報。
登山日が近くなってくれば変わるかなって祈ってましたけど、当日の予報はずっと降水確率100%。
それも風速20mを超える強風。
これでは登山は中止で、ただの観光旅行になるということも覚悟しました。
でも前日になって天気予報が少し変わって、午前中はどうにか雨は降らず曇りとの予報。
午後からは雨予報なんだけど、午前中だけでも曇りならと思って登ることにしたんですよね。
↑木曽駒ヶ岳の山頂まで残り約1時間のところにある中岳という山の山頂です。
ここに来るまでは良かったんですよ。
ここからは雪が積もっていてチェーンスパイクを装備。
雨はまだ降らなかったんだけど、横風が強くて台風が来たみたいで、多分風速は20mを超えてたんじゃないかなぁ。
初めて見ることができた雷鳥。
冬毛で真っ白でした。
強風で大変だったけど、どうにか山頂に登頂成功。
実は下山の時の写真が一枚もないんですよ。
山頂で写真を撮ってる頃から雨が降り出してきて、横風が強いので雨が顔を打ち付けてそれが痛くて痛くて。
ガスってて前もあまり見えないし、じっと立ってることもできないぐらいの強い風、そして雨で、一緒に行った彼氏とも「遭難するかもね」と言ってたぐらいの大変な山行となりました。
これまでの登山で一番過酷な山行と行って間違いないでしょう。
こんな苦しんで下山したのは、トイレの我慢が限界近くなりながら我慢しながら下山した硫黄岳以来です。
でも結局、無事下山できて、無理して登って良かったなって思ってますw
雷鳥さんにも出会うことが出来たしね。
どうも雷鳥さんは天気の悪い時によく出会うらしいから、天気が悪かったおかげです。
そんなこんなで、大変過酷だったけど行って良かった木曽駒ヶ岳の登山日記でした。