2013/05/19
21:22:45

ボクはANA派なんですけど、ANAに乗ると情報誌「翼の王国」ってのが機内にあって、その機内誌には美味しい食べものや旅に関する情報が載ってるんだけど、ボクが一番楽しみにしてるのは吉田修一のエッセイ(短編小説)の連載なんですよね。
で、この連載が「空の冒険」というタイトルで文庫化されて発売されると聞いたので、GW明け頃に本屋さんに買いにいったんだけど、何故か売ってなくて仕方ないから吉田修一の「横道世之助」を買ったんだよね。
で、それを読み終わったんでまた「空の冒険」を買いに本屋さんに行ったんだけど何故かまた売ってなくて仕方ないから吉田修一の「キャンセルされた街の案内」ってのを買ったんです。
で、またそれも読み終わって本屋さんに行ったんだけど「空の冒険」はやっぱ売ってなくて、その本屋さんではきっと売れ切れてるんだと思って、その時は何も買わずに帰ってきたんだけど、オカシイなと思ってネットで調べたんです。
そしたら「空の冒険」の発売は17日ってことがわかったのと、それと同時に「翼の王国」の連載をまとめたものは以前に「あの空の下で」ってのが発売されていたということがわかって、今度はそれを買いに本屋さんに行ったところ無事それは売っていたんで買えたんです。
そして「空の冒険」はというと発売日に無事買うことができました。
この「空の冒険」「あの空の下で」は旅好きにはお勧めですよ。
旅に出掛けたくなりますねぇ。
短編小説のタイトルが全て映画のタイトルになっていて、「自転車泥棒」とか「モダンタイムス」とか「恋する惑星」とか「恋恋風塵」とか。
どちらかと言えば最初の文庫化された「あの空の下で」のほうが旅に関することが多いような気がします。
でも実は短編というのがあまり好きではないんです。
長編と違って読み終わった時に読み終わった感ってのがないですし、それに電車とかで読んでると降りる時に物語の途中で終わって、次読み出すときは途中からなんだけど、短編ですから残りはすぐに読めて、続いて新しい物語を読んでるとまた途中で終わって・・・と繰り返しで、なんかいろんなストーリーが頭の中を複雑にしますから。
一つの物語をじっくり読むってほうが落ち着いてていいような気がします、ボクは。
