2012/06/08
22:50:24

海外で何故日本人のボクが日本人に道案内してるんだろうと思いながら、どうせ暇だったし、ちょっとした人助けをしたと思うことにして、おばちゃんと別れたボクが次に行ったのは、ココ(↓)です。

観音寺というお寺で、中国系ペナン市民の信仰の中心的な存在の寺院で、参拝客で線香が絶えることがないと言われているお寺です。
ボクが写真撮影をしてると、『ちょっとぉー!』と、どこかで聞いた声の日本語が聞こえてきたので、声のするほうを振り向いたら先ほど道案内してあげたばかりのおばちゃんがいましたww
別れたばかりなのに、またすぐに再会しちゃいましたww
『カメラ撮ってあげて!写真頼まれたんだけど、私上手く撮れないから』
よく見ると日本人の中年男性が一人、お寺を背にこっちを向いて立ってました。
おばちゃんがカメラをさしだすので、ボクが撮ってあげました。
おばちゃんから又、お礼を言われ、ボクは帰ろうとしたらおばちゃんが『兄ちゃん、弁当貰えるから貰っておいで』って言いました。
どうも観音寺に参拝した人に対して、ボランティア?の人がお弁当とお水を配ってるということです。
よく見ると観音寺前に止めたワゴン車から、ボランティアの人が配ってました。
せっかく声を掛けていただいたんですが、ボクは丁度お昼ご飯を食べたばかりでお腹がいっぱいだったんで、丁重にお断りしたんだけど、おばちゃんはなかなか引き下がらず『今すぐ食べなくても貰っておいて、後でホテルででも食べたらいいのよ』と勧めてきました。
でも、ボクはこの暑い中持ち歩きたくもなかったので、やはり丁重にお断りしました。
ボクの丁重なるお断りにもかかわらず、その後何回もおばちゃんはしつこくボクにお弁当を勧めてきましたが、その都度ボクは丁重にお断りしてたら、とうとうおばちゃんは諦めたのか、『じゃあ、水だけでも貰っておいで、ご利益があるから』と今度は水を勧めてきました。
いやぁ、水もおばちゃんにさっきいただいたなまぬるい水があるし、それにワゴンで配ってる水はペットボトルに入ってる水じゃなくて、紙コップに水筒から入れた水だから、飲んで万一お腹でも痛くなったらイヤだなぁって思ったんで、それも丁重にお断りしました。
それでもおばちゃんはしつこく勧めてきて、ボクが取りにいこうとしないので、ボクが遠慮してると思ったのか、『おばちゃん、貰ってきてあげるから』と言って、ボクの丁重なるお断りを無視してわざわざワゴンまで行って、紙コップに入った水を貰ってきましたww
仕方ないのでボクはお礼を言い、紙コップに入った水にちょっと危険を感じながらも、お腹が痛くなりませんように、と観音寺にお祈りをしながらお水を全部飲み干しましたww
水は変な味ではなかったんですが、日本の水の味とは違っててなんかの味がしたので、もしかして水に何かを入れてるのかも知れません。
でも、結局、この水でお腹が痛くなるようなことはなかったので良かったです。
おばちゃんとはこの時、水を飲みながら30分近くお話ししましたが、面白くておせっかいで元気で楽しいおばちゃんでした。
二回にわたってこのおばちゃんの話が続きましたので、文字ばかりで写真が少なくてすいません。
クレームはおばちゃんに言ってください。
でも、こんなおばちゃんとの出会いが旅の思い出となるんですよね。
