2012/04/12
21:23:16

地下鉄に乗り、JR鹿児島本線に乗り、甘木鉄道甘木線に乗り、甘木観光バスに乗って『秋月』に言ってきました。
秋月といえば、『秋月の乱』で名前は聞いたことがあると思いますが、今は『筑前の小京都』とか『九州の小京都』とも言われてる歴史情緒たっぷりの城下町で、特に桜のシーズンは大変な観光客で賑わうらしいです。
甘木線は1両のみのワンマン運転で、電車に乗る時に整理券を取り、降りる時に運転手さんに乗車運賃を支払うという、電車の形をしたバスみたいな電車ですww


甘木線を降りてから秋月に向かう甘木観光バスってのが1時間に1本しかなくて大変でした。
行きは電車の駅から降りて、バス停の時刻表を見るとちょうど3分後にバスが来るということで良かったんですが・・・
秋月の杉の馬場は桜の名所です。

約500mの桜並木、通りの両サイドには約200本の桜が並んでおり、桜のトンネルです。
この時期、桜が散りかけということもあってか、桜の花びらがひらひらと舞い散っていき、それがまたとても情感があってキレイです。


長屋門と黒門です。
桜並木の両サイドには、食べ物店、お土産店、草木染め店など並んでいて、ボクはくずきりを食べようと一軒のお店に入ったんですが、くずきりは売り切れらしく、予定が狂いどうしようかと迷ってたところ、お店のおばちゃんが勝手にボクの注文を決めちゃいまいた

何故か地鶏そばとおにぎりを食べました。
気を取り直して別のお店に行き、くずきりとお抹茶セットを注文

くずきりは想像してたよりしょぼくて残念でしたが、味は美味しかったです。
それからバス停二駅分歩いて有名な目鏡橋に。

花崗岩で出来た橋は珍しく県の有形文化財に指定されてるらしいです。
ちょうど目鏡端のところに駅に向かうバス停があったので、時刻表を見ると45分待ち、それに運の悪いことに雨も降ってきました。
バス停近くで、自宅横にちっちゃなスタンド店を作り、飲み物やちょっとしたお菓子など売ってるお店があり、ここでコーヒーを頼み、雨に濡れながらコーヒーを飲んでると、お店のおばちゃんがわざわざスタンドから出てきてくれて、『バスはまだまだ来ないから家の前で座ってゆっくりコーヒーでも飲んどきなさい』と、雨が濡れない自宅玄関前の軒先の下にイスを出してくれました。
やっぱ田舎の人は優しいですねぇ。
ありがとーおばちゃん(徳田さん)!
おかげでバスが来るまで雨にも濡れず、イスに座って暖かいコーヒーを飲みながらのんびりと出来ましたー!
最後、バスに乗る前におばちゃんにお礼を言い、バスに乗ってからバスがお店の前を通る時、お店に向かっておばちゃんに手を振ったら、おばちゃんは・・・・下を向いて新聞読んでました

でもおばちゃんのおかげで今回のプチ旅がほんわかとしていい旅気分になりました。
ホント、旅は楽しいわ!
