カールじいさんの空飛ぶ家

ピクサーが製作した2009年のアニメ映画です。

アカデミー賞では長編アニメ映画賞を受賞し、アニメ映画の著名な専門家たちがアンケートで選んだ史上最高 のアニメ映画ベスト100ランキングにも20位にランキングされてるアニメ映画の名作です。

ちなみに、ランキングのベスト10は、

1 ピノキオ 1940 

2 千と千尋の神隠し 2001 

3 となりのトトロ 1988 

4 トイストーリー 1995 

5 Mr.インクレディブル 2004 

6 ダンボ 1941 

7 アイアン・ジャイアント 1999 

8 白雪姫 1937 

9 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 1993 

10 ファンタスティック 2009 

ベスト10以下の日本アニメ映画

14 AKIRA

15 火垂るの墓

28 もののけ姫

今回、なぜこの「カールじいさんの空飛ぶ家」を選んだかというとですね、この映画はボクにとって凄く記憶に残ってる映画なんですよ。

公開時、名作だと評判が良かったのでボクも映画館に観にいったんですよ。

正直、アニメ映画って滅多に観に行かないんですよ。

子供の頃からアニメがあまり好きではないというか、漫画雑誌も見てなかったし。

でも、そう言っても、ジブリはほとんど見てますし、ジブリ映画は結構好きです。

ディズニー（ピクサー）にも好きな映画（トイストーリー等）はいくつかあります。

でも、それ以外はダメなんですよ。

評価が高い「AKIRA」とか「攻殻機動隊」とか見てませんし、新海監督の「君の名は」は見てますけど「天気の子」は見てませんし。（「君の名は」も観ました感動したりしなかった）

クレヨンしんちゃんは好きですけど、ドラえもんはほとんど見てません

結局、基本的にアニメが苦手なんですよ。

で、なんでこの「カールじいさんの空飛ぶ家」が記憶に残る映画だったかと言うとですね、実は見事に鑑賞中に寝てしまったんですよねw

たぶん映画が始まって15分ぐらいは観てたんですけど、そこらへんから寝てしまって、目が覚めたのが終わる15分程前。

だから最初と最後で、合計30分ぐらいは観てるんですけどねw

お金払って映画を観に映画館に行ってるのに、寝てしまうなんて大失態ですよね。

決して悪い映画でなかったはず（だと思います）なのに寝てしまうなんて、余程疲れていたのか、眠たかったのか...

ボクにとって記憶に残る映画となりました。

おくりびと

2009年のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した日本映画です。

日本映画でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したのはこれまで４作あって、この「おくりびと」が一番新しいんですけど、その他の３作はいずれも1950年代なので、「おくりびと」は50年以上ぶりだったんですよね。

今年は日本映画として５作目の外国語映画賞（今は国際長編映画賞って言うのかな）受賞が期待できます。

村上春樹原作の短編小説を映画化した「ドライブ・マイ・カー」です。

アカデミー賞発表までにいくつもの映画賞（主に各地域の批評家賞）がアメリカにはあって、12月初旬頃から順次発表されてるんですけど、「ドライブ・マイ・カー」が大躍進してるんです。

外国語映画賞はもう既にたくさん受賞してますけど、外国語映画賞だけでなく作品賞もアメリカ映画を押し退けていくつか受賞しています。

その他にも監督賞（濱口竜介）、脚色賞（濱口竜介）、主演男優賞（西島秀俊）もいくつか受賞しています。

ということで、ボクの受賞予想です。

作品賞

ノミネートされるのは10作品なんですけど、「ドライブ・マイ・カー」はギリギリノミネートされるかどうかってところですね。外国語映画枠的な感じで投票されると今年は間違いなく「ドライブ・マイ・カー」に票が集まってノミネートされると思うんですけどね。ちなみ日本映画がこれまでノミネートされたことはないので、ノミネートされると日本映画史上初になります。（ノミネート可能性は50%、受賞可能性は5%位ですね）

監督賞

ノミネートされるのは5人。この部門も外国人枠的な感じで投票されるといいんですが、今年はライバルが強敵揃いですからね。ギリギリ....って感じですね。日本人としては「乱」で黒澤明がノミネートされて以来となります。（ノミネート可能性は45%、受賞可能性は5%）

脚色賞

ノミネートはたぶん間違いないと思います。これまで発表された映画賞でもほとんどノミネートはされてますから。ただ受賞はほぼ決まってる作品（人）がいますので受賞は厳しいと思います。（ノミネート可能性は90%、受賞可能性は20%）

主演男優賞

西島秀俊は好きな俳優さんですけど、さすがにアメリカでは無名ですから厳しいでしょうね。ドラマ「きのう何食べた？」良かったですよね。ノミネートだけでもされると大ニュースになると思うんですけどね。2003年に「ラストサムライ」で渡辺謙が助演男優賞に、2006年に「バベル」で菊池凛子が助演女優賞にノミネートされてますから不可能ではないと思いますけどね。（ノミネート可能性10%、受賞可能性2%）

外国語映画賞

これまで発表されてる映画賞ではだいたい８割方受賞しています。安心は出来ませんが。（ノミネート可能性99%、受賞可能性70%）

ノミネート発表は現地時間2月8日、3月27日にアカデミー賞が開催される予定（コロナの影響で変更になる可能性あり）ですので楽しみですね。

ということで、今日もマニアックな内容になったかなw

エドワード・ヤン

台湾の映画監督です。

よほどの映画マニアしか知らないかもですけど、「牯嶺街少年殺人事件」という大傑作を撮ってる監督で、その他にも「ヤンヤン 夏の想い出」や「恐怖分子」などいい映画を撮ってます。

2007年に亡くなっているので、もう新作を観ることは出来ませんが、Netflix やU-NEXT等で旧作を観ることが出来ます。

台湾人なんですけど名前がエドワード？って思いますけど、考えたら香港人でもジャッキー・チェンとかブルース・リーとか英語名ですよね。

台湾や香港では英語名が普通に付けられるそうです。

韓国人にもあるかな。

英語圏の人にとって東洋人の名前は発音しずらいということで、イングリッシュネームが付けられるそうですよ。

あだ名とかではなく、結構公式に使われていて、パスポートにも併記されてるとのことです。

なんかインターナショナルな感じしますよね、日本人にはそんな名前ないですからね。

と思いましたけど、よくよく考えるとボクもイングリッシュネームみたいなものがありましたw

公式ではないですけどw

海外に行って現地の人と仲良くなった時に「Instagramしてる？」「Facebook交換しよう」って何回か言われたことがあって、ボクはそれまでSNSは全然してなくて（Twitterはしてるけど海外ではInstagramかFacebookしか言われない）、これじゃせっかく仲良くなったのに残念だなと思って登録したんです。

登録した名前は本名ではなくyamanariでもなく、イングリッシュネームで登録したんです。

yamanariはゲイ名ですからねw

なんでイングリッシュネームにしたかというと、ただ単に本名を使うのがイヤだったからです。

誰か知り合いに見られるのってなんかイヤですからね。

だから日本人の知り合いに教えると「何、この名前」って笑われますけどw

ま、ボクの場合は、イングリッシュネームじゃなくてあだ名みたいなもんですけどね。

日本人にもイングリッシュネームが普通に付けられる時代が来るんでしょうかね。

ウディ・アレン

ボクの好きな映画監督の一人で、ちょっとおかしくて面白い会話劇の恋愛モノが多く、好きな映画は「アニーホール」「マンハッタン」「カイロの紫のバラ」「ミッドナイト・イン・パリ」「ブルージャスミン」。

アカデミー賞も作品賞と監督賞を１回、脚本賞を３回受賞し、ノミネート回数は20回以上（たぶん）あるほど評価されながら、アカデミー賞が好きでなく、ノミネートされても授賞式い出席せず、授賞式の日はいつもニューヨークのホテルでバンドの一員としてクラリネットを吹いているとして有名でした。

数十年続いたらしいですけど、今はしてないだろうなぁ、あんなことがあってからは....

女優ミアファローと交際中（結婚はしなかった）に、ミアファローの養女（当時７歳）に性的虐待したとして訴えられたんだよね。

アレンは、一貫して否認していて、結局裁判では決定的な証拠がないということになったんだけど、アレンとミアファローの実子である長男がアレンの不利になる訴えをしたり、養女自身が性的虐待は真実だと発言したりということでもう泥沼状態に、ちょうど#Metoo運動が広まっていた時期だったから、アレンが世間からかなり厳しい目で見られるようになったんだよね。

さらにややこしいのが、アレンが後に結婚したのがミアファーローの養女（性的虐待にあった養女とは別の養女）で、性的関係になったのはその養女が高校生の頃からだそうです。

さらに、アレンとミアファーローの間の出来た実子が、アレンに似てなくて、ミアファーローの前夫のフランク・シナトラに似てるということだそうですw

もう関係がややこしくてついていけないですねw

ということでね、何が言いたかったかというと、小さな子供に性的虐待する大人の人って、かなり変態ですよね。

精神異常と言っていいのかどうかわからないけど、ちょっと考えられないです、普通は。

可愛い男の子を見ると、可愛いなとは思うけど、性的な目では見れないですよね。

ということで、ボクの対象範囲は20歳以上ですからw

イタリア映画

学生の頃、ボクが映画好きと知った知人からはよく「どんな（どこの）映画が好きなの？」って聞かれ、その時はいつも「イタリアの映画が好き」って答えてました。

アメリカ映画ももちろん好きだけど、ヨーロッパの映画はもっと文学的で芸術的な感じがしてましたからね。

ちょっとカッコつけてたのかもわからないですねw

でも、実際イタリアには素晴らしい映画監督がたくさんいて、素晴らしい映画がたくさんありましたから。

フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、エルマンノ・オルミ、セルジオ・レオーネ、ベルナルド・ベルトリッチ、ヴィットリオ・デ・シーカ、タヴィアーニ兄弟....まだまだ著名な監督が挙げていけばキリがないほどいますよ、イタリアには。

イタリアには行ったことないんですよね。

てか、ヨーロッパに行ったことないんですよ、興味ないわけじゃないんですけど、遠いですからねw

一度はヨーロッパに行ってみたいって思ってるんですけど、ヨーロッパのどこにするかって悩むところなんですよ。

もちろんイタリアに行って本場のスパゲッティを食べてみたいし、フランスに行って本場のフランスパンも食べてみたいし、スペインに行って本場のパエリアも食べてみたいし、ドイツに行って本場のソーセージも食べてみたいし.....

まぁ、まだヨーロッパには行く予定がないので、全く悩んでませんけど、行くと決めた時は悩むだろうなぁ。

ってことで、ボクの好きなイタリア映画５作品です。（順不同）

「ニューシネマパラダイス」

「自転車泥棒」

「道」

「ラストエンペラー」

「木靴の樹」

「ひまわり」

「ベニスに死す」

あっ、５本超えちゃいましたw

いっぱいありすぎてキリないですw

アルフレッド・ヒッチコック

新たなる五十音シリーズです。

そんなシリーズあった？って感じだと思いますが、そこらへんのことは気にせず、自分が書きたいことを書く、ってことを考えた時に、やっぱ「映画」かなって。

ボクが映画のことを喋り出すと、「長くなるから短めにね」ってよく言われました。

好きなことを喋るのってやっぱ楽しいですからね、長くなっちゃうんですよw

父が映画好きだったので、よくテレビで映画を一緒に見て、たまに一緒に映画館に見にいったりしてました。

だからボクの映画好きは子供の頃からだったんですよね。

高校の時は映画研究部に入部して、映画を撮ったりもしました。

高校二年の時の親子面談で、母親と担任の先生に「将来は映画関係の仕事をしたい」って突然言ったりしたもんです。

先生に「映画関係の何をしたいの？」と聞かれ、答えに窮しました。

何をしたいのかまで考えてなかったですからw

学生の頃はしょっちゅう映画館に行ってましたけど、社会人になってからはそんなしょっちゅうは行けなくなりました。

しょっちゅう、というのは頻繁に、よく、と言う意味です、大阪弁かなぁ。

今は東京住みですが、生まれも育ちも大阪ですから、もう大阪弁が抜けないんですよ。

だから、自分が使ってる言葉が大阪でしか（又は関西でしか）使われていない言葉なのかどうかってわからないんですよね。

横道にそれましたが、それでも一般的な社会人にしてはよく観に行ってたほうだと思います。

日本の国民一人当たりの映画館での年間鑑賞数は、1.4本らしいですから。

韓国は4.3人、アメリカが3.4人ということですから、日本人はあまり映画が好きじゃないんですね。

だからボクは日本人の平均からすると全然観に行ってるほうです。

しかししかし、コロナが・・・・・

コロナばかりのせいだけでないですけどね、今はネットフリックスとかで好きな映画が家で見放題ですからね。

映画館に行って映画を観るってのがちょっとハードルが高くなったような気がします。

でも映画はやっぱ映画館で見るの一番いいので、来年は頑張って見にいかなくちゃいけないなって思ってます。

そんなこんなでタイトルであるアルフレッド・ヒッチコックのことについて全然書いてませんけど、ボクはヒッチコックの映画が好きで、ほとんどの映画（特にアメリカに渡ってからの映画はたぶん全作品）を見てるし、ほとんどの映画（全ての映画と言っても過言ではない）を複数回見てるので、たぶんですが（間違いなく）ボクが一番多く何回も見てる映画監督さんですね。

ヒッチコック監督作品で有名なのは、「サイコ」「鳥」「北北西に進路を取れ」「めまい」「裏窓」「知りすぎていた男」といったところです。

機会があればぜひ観てください。

好きな映画の話になるとついマニアックな話になって、そうなったら読んでいただいてる人はつまらないと思うので、出来るだけマニアックにならないよう気をつけながら書いていこうと思いますの新シリーズよろしくってことで（保証は出来ませんが）。