2022/02/05
23:38:55
「きっと、うまくいく」
2009年のインド映画です。
3時間近くある長尺映画ですが、笑いあり涙ありのいい映画で、全く上映時間の長さが気にならない名作です。
インドアカデミー賞では、史上最多の16部門受賞したらしいです。
全部で何部門あるんだって程受賞してますよねw
かなりいい映画なんで、機会あったらぜひ観てください。
インド映画というと思い出すことがあるんですけど、
実は学生時代に英会話スクールに通っていて、先生と1対1でフリートークするというような授業だったんですけど、その時の先生が(毎回じゃないんですけど)インド人だったんですよ。
凄く賢そうなお顔をした先生だった記憶してますけど、もうほとんど覚えてませんw
でもその先生とした会話で今でも覚えてることがあるんですよ。
その先生に、「インドにはサタジット・レイという偉大な監督いますよね」とボクが言ったんですよ。
インドは世界で一番映画好きが多い(映画人口が多い)国と言われていて(たぶん今は中国に抜かされてると思うけど)、サタジット・レイは、「大河のうた」「大樹のうた」という映画が作った世界的に著名な映画監督で、1992年にはアカデミー賞名誉賞を受賞したんですよね。
授賞式の時は病気で、授賞式に出席できなかったんですけど、衛星中継でベッドの上から受賞スピーチをしてました。
授賞式の1ケ月後位に亡くなったんですけどね。
で、今でも忘れられない英会話の先生との会話ですけど、
「インドにはサタジット・レイという偉大な監督いますよね」とボクが言ったら、
その先生は、「サタジット・レイの映画なんて一般のインド人は観ないよ、ほとんどのインド人はもっと楽しい映画を見るからね」。
ボクは、エッ!と思って何かショックだったんですよね。
世界的に評価されてるのを誇らしく思ってると思ってたのに、思ってもみない一言が今でも忘れられないんですよね。
映画好き(当時、頭の中は映画しかないぐらいかなりの映画好き)のボクとしては、何かショックというか、そういうものなのかと思ったんだよね。