2012/12/06
20:36:42

「僕は大阪に育てられた」
「大阪はラテンの血、僕と一緒」
と、大阪をこよなく愛し続けてくれた歌舞伎役者中村勘三郎さんがお亡くなりになりました。
華があって色気がある役者さんでした。
コクーン歌舞伎や平成中村座、そして海外公演と挑戦し続け、勘三郎さんがきっかけで歌舞伎を見ることになった人も多いことだと思います。
ボクも意識はしてなかったのですが、もしかして勘三郎さんがきっかけで歌舞伎を見るようになったのかなと思います。
何がきっかけかは覚えてませんが、最初に好きになった歌舞伎役者が勘三郎さんでしたから。
しかし、何度となく見に行ってる歌舞伎で多くの歌舞伎役者を見てきましたが、ボクは結局勘三郎さんの生の舞台を見たことがないんですよねぇ。
DVDでは見たことがあるのですが、こういうことになってもう生で見ることが出来ないというのは残念です。
間違いなく人間国宝にもなったであろう勘三郎さんが57歳という若さでお亡くなりになったのは非常に残念でありショックです。
伝統芸能であり、一般的に少し敷居が高いかなと思われている歌舞伎を、多くの一般大衆に裾野を広めていた勘三郎さんがいなくなったのは今後の歌舞伎界にとっても大きな大きな損失だろうと思います。
7月の12時間に及ぶ食道がんの手術は早期発見だったことから成功し、術後経過も順調だったということですが、9月に肺炎を発症し、呼吸不全に陥り、最後は急性呼吸窮迫症候群のため亡くなったということです。
なぜがんではなく、肺炎による呼吸不全で亡くなったのか。
ある医学博士の説明によると「12時間の外科手術で相当体力や免疫力が落ちていた状態だったのでしょう。元気な体だったら肺炎にかかっても克服できるが、やはり体力が落ちていて勝てなかった」
体力かぁ・・・
ボクも体力つけとかないとダメだなぁ。
米国のモダンジャズの巨匠デイブ・ブルーベックも亡くなったらしいですね。
こちらは91歳なんで大往生って感じですけど。
今日職場からの帰りはiPhoneに入れてる「テイク・ファイブ」を何回も聴いて帰宅しました。
