2012/01/22
02:14:26

三島由紀夫がアレなのは有名だけど、
宮本亜門もアレですよね


と言うことで舞台『金閣寺』を観てきました。
原作が三島由紀夫で、演出が宮本亜門です。
出演は、吃音で疎外感に悩まされてる溝口をV6の森田剛、下肢に障害を抱えてる柏木をフジテレビ批判の高岡蒼甫、そして自殺してしまう鶴川を大東俊介で演じており、あと名前は聞いたことあるけどよく知らない中越典子らが出演しています。
この舞台は昨年上演されて、その後ニューヨークでも上演され、今回は凱旋公演ということらしいです。
今まで多くの舞台を見てきたけど、宮本亜門の舞台って見たことないんですよね。
テレビの舞台中継で少し見た程度。
でも宮本亜門のイメージとは全然違う前衛的な舞台でビックリでした。
話しの内容やエピソードは三島由紀夫の原作通りに舞台化してるんだけど、金閣寺を擬人化して表現したりして、大胆な演出を取り入れてるって感じで、休憩時間含め3時間とわりと長い上演時間だったけど、全く時間の長さは感じませんでした。
森田剛は以前劇団新感線の『IZO』を観た時もそのすごい演技力に感心したんだけど、今回も3時間の上演時間中、一度も舞台袖に引くことなく熱演、素晴らしい役者だなと思いました。
高岡・大東の二人も役柄にピッタリで、はまり役でした。
溝口の鶴川へ気持ちがアレ的に描かれてたような気がしたのはボクだけでしょうか。
舞台の客って女性が多いんだけど、今回の舞台はジャニーズの森田剛に高岡・大東ですから予想以上の95%が女性。
舞台好きの女性だったらいいんだけど、俳優目当ての女性が多かった感じかなぁ。
遅れてきてボクの隣に座った30代か40代のオバさんが、終演後すぐにスタオベして『ブラボー!ブラボー!』って何回も叫んでたのにはちょっとひきましたww
なんか日本人に『ブラボー』って似合わないんだよなぁって思うyamanariでしたww
