2011/12/16
22:45:58

今日、yahooのエンタメニュースを見ると、蜷川幸雄さんの新しい舞台が発表されてました。
村上春樹原作の『海辺のカフカ』を舞台化するみたいです。
出演は柳楽優弥、田中裕子、長谷川博己、佐藤江梨子等々です。
公演は来年5月、埼玉彩の国さいたま芸術劇場です。
彩の国さいたま芸術劇場は、ボクも何年か前に蜷川幸雄演出、成宮寛貴、小栗旬主演の舞台を見に行ったことがありますが、ホントに素晴らしい劇場だったと記憶してます。
その時はシェイクスピア作品の舞台化だったんですけど、今度は村上春樹作品を舞台化するってことで、すごく楽しみですね。
てなことを言ってますが、『海辺のカフカ』を舞台化するのはかなり難しいような気がします。
蜷川さんがこの原作をどう脚色するのか期待と不安の両方です。
村上春樹の作品を初めて読んだのは『ノルウェイの森』で、その時はすごい作家だと思い、続けて何作か読んだ記憶があります。
『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』等々です。
ボクは、と言うか誰でもそうだと思いますが、たまたま一冊読んで気に入った作家は、続けて過去の作品を買って読んだりしますよね。
村上作品も『ノルウェイの森』を読んで以来、結構続けて読みました。
でも、いつかの時点で飽きるというか、ちょっと違うなぁって思っちゃう時期が来るんです。
ボクが村上作品を何冊か続けて読んで、ちょっと違うなぁって思ったのが『海辺のカフカ』を読んだ時でした。
何か作品自体の解釈がボクには難しいような気がしたんです。
たぶん、作者は読者に解釈を委ねてるんだと思いますが、ボクには理解できないというか、ボクは何らかの作者としてのメッセージを解釈したかったのに、それがボクの頭では理解できなかったように記憶してます。
それ以後、村上作品を読むことはありませんでした。
だから、昨年ベストセラーになった『IQ84』も恥ずかしながらボクは未読なんです。
そんなボクの最後の村上作品である『海辺のカフカ』を蜷川さんが舞台化するというニュースを見て、久しぶりに『海辺のカフカ』を読もうかなって思ってます。
画像は前回に引き続き、遊んじゃいましたwww
