2011/07/08
20:49:53
今、一番見たいのは・・・カピバラです(笑
昔、中国の北方の塞近くの村に、占い好きの老人が住んでいました。
あるとき、この老人の馬が不意に敵陣に逃げ入ってしまったので、人々はこれを「不幸なことだ」というと、老人は、「これが幸せをもたらすかもしれない。」と言いました。
ところがなんと!その馬が数ヵ月後に、立派な馬を引き連れて戻ってきたのです。
人々は、大いに祝いました。
しかし老人は、「これが不幸になるかもしれない。」と言いました。
老人には1人息子があり、この子は好んでこの良馬に乗りました。
ところがある日、落馬して足の骨を折ってしまいました。人々はこれを「不幸だ」といって嘆いていましたが、老人は「これが幸せをもたらすのだ。」といいました。
やがて、的が攻めてきて戦争が始まりました。
近所の若者たちは戦場で戦い、ほとんど死んでしまいましたが、老人の息子は、足が悪かったため戦場にかり出されることなく、父子ともに無事でしたとさ。
このようなお話から、人生の幸不幸は定まっておらず、互いに原因になりあって変化していくんだという教訓です。
塞翁が馬
人間にとって、何が幸せか、何が不幸かを一概に判断するのは難しいという意味。
今、いろんな状況にあってつらい目にあってる人もいるだろうけど、必ず次には幸せな日々がやってくる。
ガンバロー!ニッポン!
A joyful evening may follow asorrowful morning.(悲しみの朝の後に喜びの夕べが来る)