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海外旅行・国内旅行(最近は登山多し)の旅日記や日々思っていることをつぶやいたりしながら、 のんびり運営しています。 日記の内容に関係なく毎回ボクのパンツ画像やヌード画像を載せてます。
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23:22:43


10年に一度発表されるSight&Sound誌のオールタイム・ベスト50!
イギリスの映画雑誌で、10年に一度、映画のオールタイム・ベスト50が発表されるんです。
映画批評家が選んだベストと、映画監督が選んだベストの二部門です。
映画批評家選出部門は世界の映画批評家846名、映画監督選出部門は世界の映画監督358名が投票してるので、同じような企画が数多くある中でもかなりの権威があるといわれてます。
1952年が10年毎に発表されてるので、今年で7回目のはずです。
それでは今回(2012年)のベスト10です。

【映画批評家選出部門】
1位 「めまい」アルフレッド・ヒッチコック
2位 「市民ケーン」オーソン・ウェルズ
3位 「東京物語」小津安二郎
4位 「ゲームの規則」ジャン・ルノワール
5位 「サンライズ」F・W・ムルナウ
6位 「2001年宇宙の旅」スタンリー・キューブリック
7位 「捜索者」ジョン・フォード
8位 「カメラを持った男」ジガ・ヴェルトフ
9位 「裁かるるジャンヌ」カール・ドライヤー
10位「81/2」フェデリコ・フェリーニ
以下、日本映画でランク入りしてたのは、15位「晩春」、17位「七人の侍」、26位「羅生門」、50位「雨月物語」でした。

【映画監督選出部門】
1位 「東京物語」
2位 「2001年宇宙の旅」
3位 「市民ケーン」
4位 「81/2」
5位 「タクシー・ドライバー」マーティン・スコセッシ
6位 「地獄の黙示録」フランシス・フォード・コッポラ
7位 「ゴッドファーザー」フランシス・フォード・コッポラ
8位 「めまい」
9位 「鏡」タルコフスキー
10位「自転車泥棒」ヴィットリオ・デ・シーカ

映画批評家と映画監督が選んだ作品には微妙に違いがあるのが面白いですよね。
しかし「東京物語」の評価はすごいですよねぇ。
日本映画が評価されるのは嬉しいことだけど、この日本的な映画を外国人がここまで評価するのが考えられません。

ちなみに数年前アメリカのなんとかというところで発表されたオールタイムも載せておきます。
1. The Godfather - (1972, Francis Ford Coppola)
2. Citizen Kane - (1941, Orson Welles)
3. Casablanca - (1942, Michael Curtiz)
4. Gone With the Wind - (1939, Victor Fleming)
5. Seven Samurai - (1959, Akira Kurosawa)
6. Wizard of Oz - (1939, Victor Fleming)
7. On the Waterfront - (1954, Elia Kazan)
8. The Bridge on the River Kwai - (1957, David Lean)
9. Rules Of The Game - (1939, Jean Renoir)
10. The Godfather Part II - (1974, Francis Ford Coppola)
さすがアメリカ!
5位「七人の侍」9位「ゲームの規則」以外はアメリカ映画(もしくはイギリス映画)でした。
「東京物語」が何位か調べると53位でした。

日本でもキネマ旬報をはじめ、こういう企画が何回か実施されてますが、日本と海外での評価の違いなんかもかなりあって興味深いものがあります。
日本で投票するといつもトップクラスにランキングされる「天井桟敷の人々」(マルセル・カルネ)なんてのは、Sight&Soundでは50位までに全くランクインされてませんし、アメリカのナントカというところのランキングでは94位ですよ。(アメリカでは微妙に原題と違うタイトルで公開されたみたいで探すのに苦労しました)。

ま、映画のことを話し出すと長くなるので、今日はここらへんで終わっときます。

DSC03145.jpg




コメント
よく調べましたねぇ。
小津安二郎と黒澤明作品は海外でも評価されてますねぇ。
批評家が850名近くに監督が350名。
批評家はともかく映画監督が350名・・・有名な監督さんの投票なんだろうけれど、もっと人数いても良いんじゃないのかなぁ、と思っちゃいました。

日本的な雰囲気だからこそ選ばれたんじゃないかなぁ?
選出された邦画はどれも純日本的ですよね。
「市民ケーン」と「2001年宇宙の旅」も両部門に選出されてます。
「2001年宇宙の旅」のオープニングの音楽が印象的(カッコイイ!)。

さんど│URL│2012/08/07(Tue)21:31:23│ 編集
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││2012/08/08(Wed)00:11:57│ 編集
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││2012/08/08(Wed)09:05:57│ 編集
映画
オレ、映画見るのはほとんどが邦画だから、海外のはよく分からないんだよね。安心して見えるほのぼのとした「寅さん」みたいな映画がいいんだよね。
1位になった「東京物語」はまだ見てないから、今度見てみます。

達人│URL│2012/08/08(Wed)15:36:28│ 編集
コメントサンキュー★
さんどさん
海外で評価されている日本人の映画監督は未だに黒澤、小津、溝口の三人です。
今回投票した映画監督はウディ・アレン、マーティン・スコセッシ、コッポラ等の有名監督も含まれてますし、日本からは篠田正浩と長崎俊一らしいです。
どういう基準で選んでるのか不明ですが。 
東京物語は純日本風ですが、親子問題・老人問題は世界共通なんでしょうね。
「市民ケーン」が1位から落ちたのは何十年振りらしいですよ。
「2001年宇宙の旅」のオープニングの音楽も印象的だけど、エンディングも印象的ですよね。

yamanari│URL│2012/08/09(Thu)01:16:43│ 編集
コメントサンキュー★
匿名さん
お久しぶりです。
そうなんですよね、映画好きはこういうのが好きなんですよww
カウリスマキはかなり小津の影響を受けてますよね。
作風が似てますしね。
こういうランキング、特に映画監督が選んだ作品は、いい映画かどうかというより、影響を受けたかどうかが選出の要素となってると思いますね。
DVDも安くなりましたよね。

yamanari│URL│2012/08/09(Thu)01:32:21│ 編集
コメントサンキュー★
匿名さん
まぁ、学生時代は映画ばかり見てましたからねぇ。
だから話すと止まらなくなるんですよww
古い映画を見る機会ってのはなかなかないと思いますが、名作といわれてるのはDVDになってるし、映画館でもたまに上映されたりしますから、ぜひ見に行ってください。
日本映画がいつまでも評価されるのは嬉しいですよね。

yamanari│URL│2012/08/09(Thu)01:35:15│ 編集
コメントサンキュー★
達人さん
日本映画にも名作といわれるようないい作品がたくさんありますからね。
寅さんいいですよねぇ。
寅さんのキャラが素敵すぎますよねww
東京物語は間違いなく名作ですからぜひ見てください。
ドラマチックな展開はないけど、老いの問題等いつの時代にも通じる話ですから。
小津の映画の俳優陣がまたいいんですよぉ。


yamanari│URL│2012/08/09(Thu)01:39:27│ 編集
東京物語見たくなったなあ。
yamanariクン
国は違ってもやっぱり子を想う親の気持ち的な心情の描写とかカメラのアングルとか、いい時代の昭和が描かれてるところが評価されてるのかもしれないね。v-398

ペィペィ│URL│2012/08/10(Fri)18:54:39│ 編集
コメントサンキュー★
ぺぃぺぃ
東京物語一度見て!
親子の問題はどこの国でもあるから共通のテーマなんだろね。
小津のカメラアングルや描写は独特のものがあるから、海外でも評価されてるのかも。


yamanari│URL│2012/08/11(Sat)23:36:06│ 編集
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