2013/03/24
21:08:54

前回のトラブルの続き、長文です。
インドデリー空港に着いたら意外にも係員が待っていてくれて、もうムリだと諦めていた乗り継ぎ便にこれで乗ることができる!良かったぁ!って喜びながらトランジットカウンターに向けて走ったんですが・・・
スリランカに向かうスリランカ航空に乗るのはボクを含めて三人。
トランジットカウンターに着いた三人は、順番に並んでスリランカ航空の搭乗券を受け取り、今度はスリランカ航空の搭乗ゲートに向かって係員に誘導されながら、またまた急いで走っていきます。
いや、実際に走ったのはボク以外の二人・・・

係員がちょっとPCを操作するとボク以外の二人の搭乗券はすぐに発券されて、二人は搭乗ゲートに向かって走っていったのですが、ボクの搭乗券は何故か係員が延々とPC操作するだけで発券されないんです。
係員が長い時間発券できない様子を見て、同僚が2.3人見に来て何か話しかけたりしてるんですが、何を話してるのかわからず、ボクはカウンター前でただ「早くしてよ!飛行機が飛んじゃうじゃん!」って思いながら待ってるだけです。
とうとう、係員がボスのような人を呼んできました。
これぞインド人という風体で、黒い顔にギョロッとした白い目に立派な髭をはやし、そしてメタボな身体、顔が怖すぎます。
そのボスが係員から事情を聞いて、一言二言何か指示したと思うと、わざわざカウンターの中からボクのいる外に出てきて一言・・・「NO BOOKING!」
はぁ?



「ちゃんと予約したよ」・・・「NO BOOKING!」
「カードで支払いも終わってるし」・・・「NO BOOKING!」
「予約したからこそメールが来たんでしょ!」・・・「NO BOOKING!」
「リファレンス番号もちゃんとあるでしょ!」・・・「NO BOOKING!」
このボスとボクとの言い合い・・・1時間続きました、トランジットカウンターの前で

このボス、何度ボクに対して「NO BOOKING!」と言ったことか。
で、結局、ここで何でそういうことになったのか今でもよくわからないんですけど、ボスが折れて?代替のフライトを用意しようということになったんです。
ボスはボクとの会話に疲れたのか係員に指示してどこかに行ってしまいました。
係員はまたPCを操作してボクに、「デリーから一旦チェンナイに行って、チェンナイからスリランカに行くフライトを準備します」って言ったんです。
この時点でボクは、当然ボクが当初乗る予定だったスリランカ航空はもう飛んでいってるはずだし、代替便を準備してくれるんだったらそれでいいやって思いOKしました。
「それで今日中にスリランカに着くの?」って聞くと、「いえ、デリーからチェンナイに飛ぶフライトが明日なので、明日中にはスリランカに着きます」って言うじゃないですか。
「いやいや何言うとんねん!デリーから出発するのが明日ってボクこれからどうしたらいいの?インドの入国ビザも取ってないよ」と言うと、「大丈夫です、入国ビザは40米ドル出せば取れます」だって!
ここで少しボクは考えました。
せっかく代替便を用意してくれたのは有難いんだけど、この提案された代替便でいくとインドの入国ビザ代として40米ドル必要なこと、さらにインドでの宿泊代が必要になること・・・・でも時間があるならインドで一泊しても面白いかも・・・でもそれではスリランカの友人に会うのが一日遅れるということ、つまり会う日数が一日減るということ・・・・
ボクが考えてる間、係員はじっとボクを見て回答を待ってるんで、すぐ回答をしなければなりません。
結局、さらにダメ出ししました。
「それはやっぱ困るよ。このフライトはダメ。もっと早くスリランカに着かないと困るんで、他のフライトがないのか調べてくれ」と。
係員が何か「ハイ、ハイ」って感じで又PCを操作し、違うフライトを提案してきたんです。
そのフライトは、
22時50分デリー発 00時55分ボンベイ(ムンバイ)着
03時05分ボンベイ発 05時30分コロンボ(スリランカ)着 というフライトでした。
つまり、当初の予定では今晩コロンボに着いてホテルに泊まり、朝早くに友人のいるダンブッラに向けてバスで出発するところを、夜中にフライトを乗り継ぎして朝コロンボに着くってことだから、スリランカでの予定は一緒。
ボクはOKしました。
ようやく長い長いインドデリー空港トランジットカウンターの戦いは幕を閉じたのです。
その時に貰ったのがムンバイまでの搭乗券と、この紙切れです。

この紙切れをムンバイの空港のトランジットカウンターに提出するとコロンボ行きの搭乗券が貰えるってことです。
今度は大丈夫?
この紙切れに「MANIFEST」って書いてるよ。
マニフェストって言ったら日本では信用できないってことだからなぁ

