2010/03/07
16:43:25

きょうはいつもの日曜日より少しだけ早く起きて、山田洋次監督の『おとうと』を観てきたよ。
公開する前からこの映画は必ず観よう観ようと思ってたんだけど、なかなか観にいくタイミングがなくてようやくです。
いやぁ、いい映画でしたよ。
何回、隣の人にわからないよう顔をかいてるフリして涙をぬぐったことか(笑)
なんか自分でも最近すごく涙腺が弱くなってきてるのかなぁって思うんだよねぇ、歳とった証拠かなぁ?(^^;)
ストーリーはちょっと『男はつらいよ』みたいな話なんだよね。
寅さん役が鶴瓶で、さくら役は吉永小百合、そしておいちゃん役は小林稔侍、そして・・・って感じ。
なんか良くも悪くも山田洋次監督らしい映画。
だから山田洋次作品のキライな部分ももちろんあったりとかもするんだけどね。
それと吉永小百合と鶴瓶の演技が結構絶賛されてるみたいだけど、それはそうでもなかったと・・・個人的な感想ですけど。
まぁ、でも鶴瓶は俳優さんじゃないですからね。
それにしてはやっぱ素晴らしいと思います。
それに『アバター』のようにお金をかけた大作でもなく、すごいストーリー展開があるわけでもなく、どこにでもあるようなお話をたんたんと描いてるだけの2時間なのに、その2時間の中に、親子・兄弟・夫婦間の話や家族の絆、そして人間の死と、いろいろ考えさせられることがあって、やっぱいい映画だったなぁって思うので、よかったら観にいってください。
この『おとうと』という映画、実は大昔に市川昆監督が撮った映画のリメイクなんだけど、山田洋次監督は見事に山田洋次映画にしたって感じです(笑。
そうそう、この映画の中で死にそうになってベッドで寝てる弟と、そのベッドの横で看病してる姉の手同士を紐で結んで寝るシーンがあるんだけど、このシーンが海外で上映された時(市川昆の映画の時)には理解されなくて、近親相姦か?って話題になったらしいです。
近親相姦ってホントにあるのかなぁ。
ボクは姉が一人いるんだけど、ちょっと考えられないなぁ。
考えるだけでも気持ち悪いって感じ(笑
5歳も離れてるからかなぁ。
あっ、年齢の問題じゃなくて女だからかなぁ(^^;)
もしもカッコイイイケメンのお兄ちゃんがいたら近親相姦もOKかもね(笑)
