2009/07/02
23:30:57
さて、地下鉄を乗り継いで北京北駅にいこうと思ってたボクですが、Tシャツが匂い付き、タレのマンダラ模様付きになってかなりブルーになってしまい、なんか気力がなくなっていまい、タクシーでいくことにしました。
道路脇に止まって外に出ていた運ちゃんが人の良さそうなオッチャンだったので、その人に「北京北駅」と書いたメモを見せたところオッチャンはいきなり「How Much?」と。
おいおい、それはこっちのセリフだろう!
どうもいきなり白タクを捕まえたみたいです(^^;)
断ることも出来たんだけど、まぁいいっかぁと思い、10分以上にも及ぶ値交渉。
面倒くさくなり結局乗りましたけど、たぶんメータータクシーの2倍か3倍ぐらいは払ってるんじゃないかなぁ。
地下鉄でいく20倍か30倍ぐらいの料金。
日本円にしたらたいしたお金じゃないし、一応納得して乗ったんだけどなんかもうブルーの連続です。
車の中で運ちゃんが「どこから来た?」と言うから「リーベン」と答えると「リーベンレンかぁ!」と露骨にイヤな顔をしました。
反日というのか、とにかく日本人が嫌いなんでしょうね(--;)
ということで、反日の運ちゃんに拉致されることも意地悪されることもなく無事北京北駅に到着。
せっかく来たので時刻表を見るだけじゃなく、切符を今日買えるなら買っておこうと思って切符売り場窓口にいったんだけど・・・・何のこっちゃあって感じで全く何がどうなってるのかわかりましぇん(^^;)
当分掲示板を見たりうろうろしてたんだけど、どうしようもないのでいくつかある窓口に並びました。
あっ、駅と切符売り場はこんな感じです↓
ボクが窓口のオバチャンに伝えたいことは、
八達嶺駅(万里の長城)までいきたい、明日の午前発の列車で、着いてから2~3時間後の帰りの列車があるのか、あるんであれば往復で買いたい、一等車で・・・と言うこと。
オバチャンが英語が話せるならどうにか伝えることは出来るだろうけど、もし英語が話せないなら筆談しかないと思い並んでる間にペンとメモ帳を準備。
ボクの順番がやってきました・・・英語はやっぱムリみたいです(^^;)
ボクはメモに必要なことを書いてオバチャンに見せたけど何故か理解できないみたいです。
おばちゃんは平気で早口の中国語でボクに話して来ますけどボクちんぷんかんぷんですからぁ!
ボクもおばちゃんにわかってもらえるように、メモを指さしながら英語で一語一語確認しながら話したりしたんですが、おばちゃんにはちんぷんかんぷんのようです。
ボクの後ろには行列が・・・何事が起こったんだ!早くしろよ!って感じでボクとおばちゃんのやり取りを見ています。
どうしよう、もう列車でいくのはあきらめてツアーバスでいくしかないかなぁってあきらめかけてたら、突然オバチャンがマイクを持って大きなボリュームで館内放送をしました。
何事かと思ってたんだけど、別に何が起きるわけでもなく・・・おばちゃんはしつこく何度も何度も館内放送してます。
しまいにおばちゃんの声が大きくなったのか、マイクのボリュームを上げたのか大音量に。
切符売り場周辺がワイワイガヤガヤと騒然・・・皆がボクのほうを向いてます・・・
なんかよくわかんないけどヤバイ?もう、このまま黙ってフェイドアウトしたほうがいい?・・・と、思ってたその時、客のなかから若い女性がやって来てオバチャンと何か会話、もちろん中国語で。
そしてボクには英語で・・・。
どうもオバチャンは館内放送で「ダレか英語話せる人いる?日本人が何か言ってるけどわからないのよぉ!何とかしてぇ!」と言ったみたいです(^¥^;)
このようにしてボクはどうにか翌日八達嶺にいく片道切符を買うことができたのでした。